「私、本当に幅広足?」 その思い込み、横アーチの崩れかも!
自分の足を見て「私って足幅が広いな…」と感じている方へ。 実は、本当に足幅が広いわけではなく、足の「横アーチ」が崩れてしまっているだけかもしれません。
いつも真上から足を見ていると、指の付け根あたりが横に広がって見えて、「幅広足だ」と思い込んでしまいがちです。でも、それはもしかしたら、足の指の付け根にある「横アーチ」が崩れて平らになってしまっている状態かもしれません。横アーチが崩れると、足幅が広くなったように見えてしまうんです。座っている時よりも、立っている状態(荷重時)の時に足が広がって見えるという場合も多いです。
横アーチは、足が受ける衝撃を吸収したり、バランスを取るのにとても大切な役割をしています。これが崩れると、
•足幅が広がる(開張足傾向になる)
•外反母趾や内反小趾、タコ、魚の目などのトラブルの原因になる
など、さまざまな足の悩みに繋がる可能性があります。
横アーチの崩れを引き起こす主な原因として考えられるのは、
◆合わない靴(特にヒールの高い靴や、ゆるすぎる靴)
◆運動不足による足の筋力の低下
◆長時間の立ち仕事や運動などによる過度な負荷
などがあげられます。
幅広足だと思っているあなたへ
自分の足の形が本当に幅広なのか、それとも横アーチが崩れて「開張足」傾向になっているのか、一度チェックしてみませんか?
横アーチをケアすることで、将来的な足のトラブル予防にも繋がります。
横アーチのケア方法としては、インソールでサポートしたり、足指の運動で筋力を鍛えたりすることが有効です。
あなたの足の本当の状態を知って、正しいケアを始めるきっかけになれば幸いです。